登場してくる人たちの個性・人生観(物事の見方)が、これでもか*これでもかっていうくらい出てくるのですが、それが楽しい。悪役であっても、どうしてこの人がこういう行動をおこしてしまうのかが理解できるのです。ちょい役であってもその人となりがよく分かり、その人の姿形が目に見えるようでした。あまりにもいろんな人たちのことが詳しく書かれているので、いったい誰が主人公か分からなくなったくらいです。ちなみに、主人公は若い交番のお巡りさんです。
作者である東さんの本は初めて読んだのですが、他の本も読んでみたいと思いました。
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